以前、アケボノハゼの記事を書きました。
⇒アケボノハゼはどうやって飼育すればいい?
アケボノハゼも外見が美しくて観賞魚って感じでしたが
同じスズキ目のハタタテハゼも外見が美しいですね。
最初に海水魚を飼うなら、見た目の美しさを重視して
ハタタテハゼかアケボノハゼかって感じじゃないでしょうか。
ハタタテハゼは5㎝程度にしか大きくならないので
エサ代もそんなにかかりませんし、海水魚初心者に
おすすめできる観賞魚だと思います。
そんなこともあってネット通販で気軽にハタタテハゼを購入することができます。
⇒(海水魚)ハタタテハゼ(1匹) 北海道・九州航空便要保温
それくらい飼育しやすいハタタテハゼですが、
それでもリスクがゼロか?といったらそんなことはありません。
どんな魚にだって飼育するうえで注意点があります。
ハタタテハゼを飼育する上での注意点が水槽から外に出てしまう、
いわゆる『飛び出し』です。
たとえば、あなたが水槽に手を入れると
その瞬間にハタタテハゼがピョン⇒パタと
外に飛び出してしまうことがあります。
ハタタテハゼが地面に落ちてしまうわけですね。
地面に落ちたハタタテハゼをすぐに拾い上げて
水槽に戻せば、復活できる可能性もありますが・・・
ですが、水槽から地面まで距離があるようなら、
落ちた衝撃でハタタテハゼが死んでしまう可能性だってあるでしょう。
また、ハタタテハゼが飛び出してから発見するまで時間がかかればかかるほど、
救助できる可能性が低くなっていきます。
ハタタテハゼは海水魚です。
水がない世界で長時間生存することができませんから。
ハタタテハゼは大きくなっても全長5㎝程度と小さな体です。
頭が通れば、飛び出せるので、
小さな隙間でさえ危険です。
そもそもハタタテハゼが飛び出してしまう原因は何でしょう?
またどうすれば飛び出しを防ぐことができるのでしょうか?
以下詳しく解説していきます。
ハタタテハゼが飛び出す原因
くどいようですが、ハタタテハゼはすごく飼育しやすいです。
ただ、水槽外に飛び出す危険性があります。
ではどうしてハタタテハゼは水槽から飛び出してしまうことがあるのでしょう?
・臆病な性格
・泳ぎの素早さ
の2つが関係しています。
ハタタテハゼはすごく臆病な性格をしています。
また、ハタタテハゼは泳ぐスピードが速いです。
たとえば、あなたが水槽内に急に手を突っ込んだら
臆病なハタタテハゼはビビってしまって、
ものすごいスピードで泳ぎます。
結果、勢いで水槽外に飛び出してしまう(飛び出てしまう)わけです。
ハタタテハゼは臆病ですし、小さな体なので
海では外敵から逃れようと暗い岩だらけのところに潜んで生活していることが多いです。
それくらい普段から敵に狙われないようにビクビクして生活しています。
ハタタテハゼの飛び出しを防ぐ方法
ではどうすればハタタテハゼが水槽から飛び出すのを防ぐことができるのでしょうか?
1つ目の対処法として広い水槽で暗い部分を作り、
安心できる空間を作ってあげるという方法があります。
水槽全体を真っ暗にする必要はありませんが、
暗い部分を作ってあげることで
ハタタテハゼは安心して生活できます。
おそらくハタタテハゼにとっては明るい場所=敵から丸見えな場所だから怖い
という本能が備わっているのでしょう。
また、水槽が狭いより広い方が、
何かにビビってハタタテハゼが逃げるにしても水槽外に飛び出る可能性が減ります。
あとは水槽に蓋をつけるのもアリです。
蓋があれば、ハタタテハゼが外に飛び出ることができませんから。
ただ、ハタタテハゼがビビって飛び出しそうになった時に
蓋に頭が当たって傷つく危険性もあるので、
その辺は気にしておきましょう。
要するに、ハタタテハゼをビビらせる可能性を減らすことの方が重要だということです。
それからハタタテハゼにとって落ち着けるスペース(隠れることができる場所)を用意しておきましょう。
ハタタテハゼはビビると安心できるスペースに隠れる習性があります。
だからハタタテハゼが隠れることができるようなくぼみを作ってください。
そうすればハタタテハゼにとってビックリする事が起きても
すぐにくぼみに隠れることができるので、
外に飛び出す可能性が下がります。
ハタタテハゼの水槽飛び出し事故の原因と対策|まとめ
ハタタテハゼは臆病な性格と泳ぐスピードが速いという2点から
水槽外に飛び出す危険性が高いです。
なので、ハタタテハゼにとって安心できるスペースを作ってあげることで
飛び出し事故の可能性を減らすことができます。
参考にしていただければ幸いです。
ハタタテハゼを育ててみたい方はこちら
⇒ハタタテハゼ 【3匹】 4-6cm±! 海水魚 ハゼ 餌付け 15時までのご注文で当日発送(t121