ヨスジフエダイ=4つの筋(線)という名前からして
想像しやすいと思うのですが、4本の線がキレイな魚ですね。
ヨスジフエダイはフエダイ科の魚で食べることができるのですが・・・
ただ、見た目がキレイすぎると、なんか食欲が失せるというか・・・。
今回の記事ではヨスジフエダイの特徴について
解説してみたいと思います。
ヨスジフエダイの食性
ヨスジフエダイは
・エビなどの甲殻類
・ゴカイなどの多毛類
・タコやイカなどの軟体動物
といった生物などをよく食べます。
結構幅広いですね。
ストライクゾーンが広いというか(苦笑)。
ヨスジフエダイ|分布
まず水深で考えるとヨスジフエダイは約2m前後のところを好んで生活しています。
浅いところだと0.5m前後のところでも見かけることはありますが、
やはり2m前後のところの方が多いでしょう。
ただ、幼魚は浅い場所、たとえば
内湾の湾奥やサンゴ礁周辺の藻場なんかで
見かけることが多いですね。
それから分布ですが、ヨスジフエダイはハワイ諸島、ライン諸島、それから東シナ海、西太平洋などで
生活しています。
水温は25℃前後が適温だと言われています。
日本国内では千葉県・神奈川県よりも南側で生活していますが
特に沖縄県で多く見られます。
そりゃそうですよね。
水温が25℃前後といった暖かめの水温が適温なわけですからね。
あと言い忘れてましたがヨスジフエダイは海水魚です。
他のフエダイ科の魚と一緒に群れて泳いでいることもあります。
ヨスジフエダイは結構、社交的な魚ですね。
ヨスジフエダイの特徴
ヨスジフエダイは沖縄ではビタローと呼ばれています。
見た目でいうと、ヨスジフエダイは黄色と青色の線が特徴的で
あとわかりにくいですが、目の下に2本の線が入っていて
お腹あたりは白っぽいのが特徴的です。
それからヨスジフエダイという名前の由来にもなっているのですが、
体側にある4本の青色の縦縞があります。
ヨスジフエダイと似た魚にロクセンフエダイとベンガルフエダイがいますが、
こちらは青白色の縦縞が5本あるのが特徴であり、
ヨスジフエダイとの相違点です。
あと、体調は約30㎝程度でフエダイ科の仲間としては小型です。
ヨスジフエダイに毒はある?
「ヨスジフエダイに毒はあるんですか?」
という質問をよく受けますが、
結論としてはヨスジフエダイに毒はありません。
もし触る機会があっても、
そんなに心配する必要はありませんよ。
ヨスジフエダイは食べれる?
先ほど、ヨスジフエダイに毒はないと言いました。
では食べれるのでしょうか?
結論としてヨスジフエダイは白身の魚で
刺身にも塩焼きにもフライにしてもおいしく食べれますよ。
春から夏が旬ですけど、1年中お石く食べれます。
ただ、ヨスジフエダイは見た目がきれいなので
観賞魚としても人気があります。
ただ、観賞魚として飼育できるといっても
先ほども言ったように、タコやイカエビなど
なんでも食べるので、他の魚と一緒に飼うのは難しいでしょう。