ブダイの中でも最も美味しいと言われるヒブダイ。
地方によっては「アーガイ」と呼ばています。
メスや幼魚は、身体が黄色く水色の横帯がある。
オスは、鱗が水色で、ヒレが黄色い。
オス、メスともとってもキレイな色をしています。
アーガイ(和名:ヒブダイ)
イラブチャーはブダイの仲間
ヒブダイの毒について
以下第49回かび毒・自然毒等専門調査会
シガトキシン類に関する最近の動向について
国立医薬品食品衛生研究所
大城直雅先生の論文7ページを引用シガテラ毒魚 • Halsted は400種以上が毒化の可能性あると報告
ヒブダイ
ヒメフエダイブダイ
センネンダイ以上引用終了
以下、ウィキペディアより引用
引用元URL;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%86%E3%83%A9シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。「シガテラ」の呼称は、キューバに移住したスペイン人が、この地方で「シガ」(cigua)と呼ばれる巻貝のチャウダーガイ(Cittarium pica)による食中毒の事を “ciguatera” と称したことに由来する。
以上引用終了
ブダイには、ヒブダイの他にはアオブダイがいます。
アオブダイは、食中毒の危険性のある魚として
厚生労働省のウェブサイトにも載っています。
でも、アオブダイが毒素を持っているわけではなく、
エサとして食べるスナギンチャクを捕食することで
スナギンチャクの持つ毒素が内蔵に蓄積されます。
スナギンチャクのもつ毒素のパリトキシンは
フグの提出手数料トロドトキシンより強い毒性を持つと
言われています。
同じブダイの仲間でも、ヒブダイやナンヨウブダイは、
スナギンチャクを食べないので体内に毒素を
蓄積していることはないので食中毒の心配はありません。
ただ、アオブダイもヒブダイも同じブダイに属するので
見た目がよく似ているので釣った魚を食べるときは
気を付けましょう。
沖縄などよくヒブダイを食べる地域では
ヒブダイを食べる際にも内臓をしっかりとって
食べるようです。
内臓を傷付けないように処理することが大切なんですね。
例えば、沖縄でナガジューミーバイと呼ばれる魚は、
食べると、シガテラ毒にあたると言われている魚です。
ナガジューミーバイは、バラハタのことで
沖縄の方言です。
ナガジューミーバイも、アオブダイなどと同じように
元々毒素を持ってるわけではありません。
シガトキシンという藻を魚が食べ、
魚の体内で毒素が濃縮され、
それを人間が食べることで食中毒を発症します。
魚の住む地域によってシガテラ毒をもたない
ナガジューミーバイもいるそうです。
沖縄の漁師さんの間では
ナガジューミーバイは美味しい魚として知られています。
ただ、珍しい魚を釣ったときは
正しい知識のある人に確認してから
正しい方法で調理してくださいね。