学名が「Geochelone sulcata」と言われる
ケヅメリクガメ。
溝のあるリクガメという意味で、
甲羅にある溝は成長とともに溝が深くなります。
日本名である「ケヅメ」の由来は、
足が怪獣のようにゴツゴツしているところからきています。
野生のケヅメリクガメは中央アフリカに生息しています。
熱い地域に生息しているため、
日中の高温を避けるために穴を掘って生活しています。
時には、6mほどの深さの穴を掘ることもあるそうです。
地中に穴を掘るために
足が怪獣のように進化したんですね。
ケヅメリクガメは、あまり臆病でなく
動物園などでも餌をくれる飼育員さんに寄ってく人懐こい一面もあります。
小さな個体でもトゲだらけの足で突進してきたら
かなりの迫力がありますね。
その存在感と独特な動きに魅了されて家で飼育する人も
増えているそうです。
ケヅメリクガメの寿命はどれくらい?
ケヅメリクガメを飼育する時に気になることの1つに
寿命がありますよね。
「カメは万年」と言われ長寿のシンボルなので
やはり長生きするのでしょうか?
飼育下でのケヅメリクガメの寿命は30年ほどと言われています。
さらに、54年を超えて生きたカメもいたそうです。
犬や猫の寿命が15年ほどなので
とても長い時間を一緒に過ごすことになります。
野生の状態では、さらに長生きすると言われており
100年以上も生きているカメがいることも確認されています。
やっぱりカメは長寿のシンボルなんですね。
飼育下でも30年以上生きるケヅメリクガメを飼うときは、
将来自分が飼育できなくなった場合のことも
しっかりと考えてから飼育する必要がありそうですね。