この記事ではオオキンブナの特徴について解説します。
オオキンブナはどんなところに生息している?
オオキンブナはどんなところにいるのでしょうか?
日本や朝鮮半島などにいます。
ただ、日本といってもオオキンブナの場合には
静岡県よりも西にしかいないと言われています。
ですから、オオキンブナは愛知県とか兵庫県とか、高知県とか福岡県とか
そういった地域で見かけることがあるわけですね。
つまり暖かいところの方が居心地がよい魚だといえるでしょう。
それから細かく見ると、オオキンブナは河川(上流でなく下流に多い)や池や沼なんかで見かけます。
オオキンブナの見た目の特徴(ギンブナとの違い)
オオキンブナは30cmを超えるフナの一種です。
フナの中では大きい部類に入ります。
だから『オオ』キンブナという名前がついているのでしょう。
それからオオ『キン』ブナとキンがついているように
腹びれや尻びれに黄色くなっている固体もいます。
ところでオオキンブナはコイ目の魚です。
コイ目にはこちらの記事で解説しているように
いろんな魚が存在します。
⇒当ブログで解説しているコイ目の魚一覧
たとえばオオキンブナはギンブナとかなり見た目が似ていて
区別がつきにくという声をよく聞きます。
ギンブナとオオキンブナは鰓耙数(さいはすう)が違います。
鰓耙とはエラについているトゲのことです。
なので鰓耙数とはエラについたトゲの数になります。
鰓耙数(さいはすう)はオオキンブナよりギンブナの方がたいてい多いです。
『たいてい』多いというのは個体によって鰓耙数(さいはすう)に違いがあるからです。
オオキンブナの鰓耙数は50くらいで
ギンブナは50よりたいてい多いと言った感じです。
オオキンブナの食性
オオキンブナは雑食性です。
ただ、底生動物を好んで食べます。
底生動物とは
・貝
・水中にいる昆虫
・カニ
・エビ
など水中であったり水辺で生活している生物のことをいいます。
オオキンブナの繁殖
オオキンブナは5月ころに卵を産みます。
ギンブナにはオスがほとんどいません。
でも、オオキンブナは雌雄ほぼ同数存在します。
この点もオオキンブナとギンブナでは違うのですね。
オオキンブナの捕獲方法
オオキンブナは釣りであったりタモ網で捕獲します。
以上で解説を終わります。