ここではオオクチバスのことで起きている問題について解説します。
とその前に、オオクチバスについて簡単に説明させてください。
オオクチバスは全長が40cm前後になります。
同じスズキ目の魚にアケボノハゼがいますが全長は最大でも8cm程度です。
アケボノハゼについてはこちらの記事をご覧ください。
⇒アケボノハゼの飼育法
他にもスズキ目の魚にオヤニラミがいます。
オヤニラミの全長は14cm前後です。
オヤニラミについてはこちらの記事をご覧ください。
⇒オヤニラミの飼育法
何が言いたいか?というとスズキ目の中でオオクチバスは
大きめの魚だったことです。
ではここからが本題です。
オオクチバスにどんな問題が起きているのでしょうか?
オオクチバスに起きている問題
オオクチバスは元々は日本の魚ではありません。
海外からやってきました。
海外からやってきた理由は
・食用
・釣りの対象
になるからです。
ただ先ほども申しましたがオオクチバスはスズキ目の中で大きめの魚です。
なので同じ場所にいる他の魚よりも強いわけです。
だから他の魚をやっつけてしまいます。
その結果、たとえば絶滅危惧種のシナイモツゴが
確認できなくなったり、他の希少な魚もいなくなったりと
オオクチバスによる悪影響がどんどん出てきているんです。
他にもオオクチバスで漁業にも悪影響が出てきています。
要するに私たちがスーパーで買うような魚も
オオクチバスによって数が減ってきているんです。
なので漁業として生計を立てられないという問題も出てきています。
こんな感じでオオクチバスは大きめの魚で強いが故に
日本固有の魚の数が減ってきたり、食用の魚も減ってきているという問題があるんです。