テナガエビは日本全国、どこでも生息できるエビの一種です。
ただ、北海道で見かけることはほぼないでしょう。
なので、釣りに行ったら、テナガエビが釣れる可能性はあります。
でも、テナガエビを狙って釣りに行っても
なかなかうまく釣れないこともあるでしょう。
テナガエビが釣れない原因はテナガエビがどんな場所に潜んでいるのか?
つまりテナガエビの生息地を把握していないからです。
あらかじめどんな場所にテナガエビが潜んでいるのか、
生息地がわかていれば、釣れる可能性はグーンと高まります。
以前、テナガエビの飼育方法について解説したことがあります。
⇒テナガエビはどんなエサで飼育すればいい?
⇒テナガエビって混泳飼育が可能?
今回の記事ではテナガエビの生息地はどこなのか?
解説したいと思います。
テナガエビの生息地
まずそもそもですが、テナガエビは夜行性です。
なので、昼間だと見つけにくいです。
とはいえ、昼間は日陰にいることが多いです。
夜行性=暗い所の方が好きということで、
日陰を狙って釣りをしましょう。
たとえば、昼間だと『消波ブロックの隙間』あたり、
しかもできるだけ奥の方にテナガエビが隠れていたりします。
他にも流木とか堤防の陰に隠れているケースもあります。
そんな感じで昼間だと陰になり、
しかも外敵から身を隠せそうな場所にいることが多いです。
ここまで踏まえると
釣る場所は川底までしっかり把握できていたほうが釣りやすいのは間違いありません。
どこだったら隠れることができるか?わかるからです。
ただ、満潮時だと底が見えませんね。
だから、釣りに行くときには干潮時に一度、
底の状態を把握しておきましょう。
「ここだったらテナガエビが隠れることができるだろうな」みたいな感じです。
それから、もう少し大きな視点でテナガエビの生息地を考えてみましょう。
テナガエビの生息地としては河川の汽水域です。
汽水域とは海水と川の水が混ざり合う場所のことです。
海と川の中間みたいなイメージの場所になります。
特に夏から秋にかけてテナガエビは繁殖期(7月から8月が主)に入ると
岸に近い浅瀬にやってきます。
なので夏から秋だと岸沿いでテナガエビを釣ることができます。
あと、テナガエビは淡水生のため、汽水域意外だと
川の上流でもいますし、湖沼でもいます。
ただ、緩い流れの場所でしかも、底のあたりに生息するため、
昼間だと石の下や石と石の間の隙間などの隠れていることが多いです。
夜だと、餌を探してウロウロしていたりします。
テナガエビの生息地と釣りやすいポイント
![テナガエビ](https://ten-tsuma.com/wp-content/uploads/2017/05/tenagaebi20211122hsh.jpg)
くどいかもしれませんがテナガエビは夜行性です。
なので光が強く当たるような場所にはいません。
それからテナガエビを釣るなら
繁殖期である7月から8月、9月あたりがおすすめです。
繁殖期は産卵などにエネルギーを使うため食欲が増すからです。
さらにテナガエビを釣る確率を高めたいなら
夜にしましょう。
テナガエビは夜行性だからです。
昼間だとどうしてもテトラポットなどの陰に隠れているので
そう簡単に釣れません。
でも、夜だったら、隠れずにウロウロしているので
網でテナガエビをゲットすることも十分可能になります。
テナガエビの繁殖
![テナガエビ](https://ten-tsuma.com/wp-content/uploads/2017/06/tenagaebi20211122hdsh.jpg)
テナガエビは7月から8月が繁殖期の中心です。
早いと5月くらいから、遅いと9月くらいまで繁殖期が続くこともあります。
メスは産卵した卵をお腹につけて生活し、
そのままふ化していきます。
ふ化した幼生は汽水域で生活します。
エサは植物プランクトンです。
テナガエビを釣るのが面倒くさいとか、
今この記事を見ているのが春とか冬だけど
どうしても育ててみたいという方はこちらをご覧ください。
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オニテナガエビはテナガエビの仲間です。