アミメハギはフグ目カワハギ科の魚でその名の通り網目模様が美しい魚です。
⇒アミメハギに毒はある?
体調7~8cmの小型のハギなので飼育もしやすく、観賞魚としても人気です。
アミメハギの飼育は簡単なのでしょうか?
アミメハギの寿命は何年?
アミメハギの寿命は5年前後です。
アミメハギは、カワハギ科アミメハギ属に分類される海水魚で
房総半島から九州、朝鮮半島などに分布し、
沿岸部や、岸部などの浅い岩礁域に生息しています。
また、住んでいる環境に合わせて体の色を変化させることがあるので
名前の由来である網目模様があまり見えない個体もいます。
アミメハギの食性は肉食で
ゴカイやイソメ類、小さな甲殻類を主食としています。
アミメハギの補食方法は独特で、
口の中に水を含んで、砂地に勢いよく水を吹き付け
砂に潜っている生物が巻き上がったところを捕食します。
また頑丈な歯を持ってるのでカニや貝類の固い殻をかみ砕くことができます。
泳ぎ方は、比較的ゆっくりで泳いでいるというより
海面を漂っているという表現の方が近いかもしれません。
夜になると海藻に口をつけて流れにゆられながら
海藻にぶら下がるように眠る性質があるちょっと面白い魚です。
アミメハギの産卵時期は、6月から9月ごろです。
産卵場所を探しながら移動するメスの後に何匹かのオスが
メスを追いかけるように一列になって泳ぐそうです。
産卵は日の出前後の早朝に行われ
海藻に産み付けられた卵は、孵化するまでメスが保護します。
産卵した卵は1~3日ほどで孵化します
生まれたばかりの稚魚は2㎝ほどの大きさで、
約1か月、海面に浮かびながら浮遊しています。
そして、ある程度大きくなったら流れ藻などについて生活します。
アミメハギの寿命は5年程と言われていますが、
飼育下では白点病などの病気になったり、水温の変化などで
数年で死んでしまうこともあります。